太田 史一 院長 日本耳鼻咽喉科学会専門医
(日大卒業) 日本気管食道科学会認定医
日本睡眠学会睡眠医療認定医
慈恵医大講師

森山 寛 顧問 慈恵医大教授
(慈恵医大卒業)

梅澤 祐二   慈恵医大教授
(慈恵医大卒業)

佐々木 三男 睡眠科顧問 元慈恵医大精神科教授
(慈恵医大卒業)

千葉 伸太郎 部長 日本耳鼻咽喉科学会専門医
(慈恵医大卒業) 日本睡眠学会睡眠医療認定医
慈恵医大講師

飯村 慈朗 部長 日本耳鼻咽喉科学会専門医
(慈恵医大卒業) 日本アレルギー学会専門医
慈恵医大講師

渡邊 統星 医師 日本耳鼻咽喉科学会専門医
(慈恵医大卒業)

山本 耕司 医師 日本耳鼻咽喉科学会専門医
(慈恵医大卒業)

宇野 匡祐 医師
(慈恵医大卒業)




 
午前 飯村 山本
(偶数週)
渡邊 飯村 太田史 飯村
宇野 渡邊
(奇数週)
宇野 山本 山本 渡邊
松脇 峯村 清水 露無 渡邊 宇野
志田     加藤 恩田
       
午後 渡邊 宇野 太田史 飯村 山本
加藤 吉田 渡邊 山本 飯田
佐伯 中上 宇野 加藤 加藤
飯村
(奇数週)
  梅澤 長尾 岩崎
山本
(偶数週)
  音声外来
(太田史)
 

休診情報及び各科からのお知らせについては、診療科のご案内にてご確認願います。



  初診受付 再来受付 診察開始
午前
(月~土)
8:30~11:30 8:30~11:00 9:00
午後
(月~金)
13:00~16:30 13:00~16:00 14:00



初めての方は、まず初診担当医が診察して、必要な検査を行うかあるいは予約します。結果は判定医あるいは専門外来を予約して、そこで説明と治療方針の決定を行います。判定、専門外来は予約制になっております。

治療方針の決定は病院理念である「医は心」に基づき、考えられる様々な治療法について、長所、短所、危険性などを患者さんと共に考え、医学的見地のみならず患者さんのライフスタイルにも配慮して最善のものを決定します。

伝統的に当院の特徴として積極的に手術治療を取り入れていますが、時代の要望に応え、日帰り手術や従来よりも短期間の入院で治療が可能にするため、最新機器の導入や、新しい手術法を取り入れています。


耳について
慢性中耳炎、中耳真珠腫など聴力の改善を必要とする中耳疾患については積極的に顕微鏡を用いた手術治療を行います。

小児の滲出性中耳炎においては、扁桃腺や鼻疾患との関わり、耳の形態的、機能的な診断検査を行い、疾患としてだけではなく正常な耳の発育を促すための治療を行います。そのため、耳が痛い時の治療だけではなく、年単位で定期的な耳の形態および、機能の発育の確認を含め診察をおこないます。

鼻・副鼻腔について

アレルギー性鼻炎は、薬物療法、減感作療法、日帰り手術、入院手術の4つの方法を医学的な見地と患者様の要望、ライフスタイルにあわせて選択します。日帰り手術では、高周波、超音波、レーザーの最新機器を用いた手術を行っています。そして入院手術では、内視鏡下手術である翼突管神経切断術をも行っております。
副鼻腔炎は、耳鼻咽喉科において最も診療する疾患であり、古くから病態と治療の多くの研究がなされています。現在は、副鼻腔炎の病態も化膿性副鼻腔炎だけでなく、アレルギー因子を含んだ好酸球性副鼻腔炎などの難治性副鼻腔炎が指摘され、病態を複雑化しております。このような状況の中で当院では鼻副鼻腔疾患に対し、適切な検査・治療、適切な情報を提供できるようにしております。


副鼻腔炎とは?

副鼻腔とは鼻の周りにある空洞で鼻の働きを補助する場所です。
つまり温度・湿度の調整を補助したりする空調器官と考えて下さい。

鼻の役割 : 1 匂いを嗅ぎます。
2 呼吸をする際の空気調節をします。温度・湿度の調整、ほこりなどの濾過、感染防御をしています。この作用がなくなると鼻の乾燥、炎症を起こしやすくなります。
3 音の共鳴。鼻閉があると鼻づまり声となります。


そして副鼻腔炎とは、この副鼻腔という空洞に炎症を起こして膿がたまってしまったりするもので、いわゆる蓄膿症と言われる病気です。

原因としては、感染・アレルギー・鼻茸・粘膜機能障害・鼻中隔弯曲症(真ん中にある軟骨や骨が曲がっている病気)など色々なものが原因となります。


鼻ポリープってなに?

鼻ポリープとは、粘膜にできる炎症性のできもので鼻茸ともいわれるものです。これができていると鼻のとおりを悪くし、鼻閉を起こしたりします。そして鼻と副鼻腔の交通を妨げ副鼻腔炎の原因となってしまいます。



症状・診断方法
症状は・・・

鼻がつまる、鼻汁がでる、鼻汁が口に落ちてくる(後鼻漏)、頬が痛い、眼の奥が痛い、歯が痛い、頭痛、匂いがしない・・・と様々な症状を起こします。


鼻閉により口呼吸・睡眠障害を起こすこともあります。鼻の奥よりノドへ鼻汁が落ちてくるものを後鼻漏と言い、ノドの炎症も起こすことがあります。副鼻腔炎が悪化すると場合によっては眼の病気(眼窩蜂巣織炎、腫瘍)や頭の病気(脳腫瘍、髄膜炎)を起こすこともある怖い病気でもあります。


検査は・・・

鼻のなかを内視鏡というカメラで見たり、X線検査、CTスキャンなどを行い調べます。CTとは断層写真のことで空気は黒く写ります。副鼻腔は空洞ですので黒く写るのが正常なのですが、灰色に変化していると慢性副鼻腔炎となっているのがわかります。
また症状によっては色々な検査が加わります。嗅覚障害に対して注射による嗅覚検査や季節性のある鼻閉などに対してのアレルギー検査がそうです。


難治性副鼻腔炎
1.好酸球性副鼻腔炎
副鼻腔粘膜に著明な活性好酸球浸潤した副鼻腔炎であり、従来の副鼻腔炎にくらべ、病変が篩骨洞優位に出現するために早期に嗅覚障害が出現しやすく、しばしば喘息を合併いたします。現在、難治性副鼻腔炎に属し、ESSを施行しても従来の副鼻腔炎に比べ予後が悪いです。しかし、積極的に手術療法を行い、術後ステロイドの投与、自宅での生理食塩水にての鼻洗浄や抗アレルギー薬を使用し、術後1年では嗅覚障害をはじめとする鼻症状の改善を維持しております。但し、再燃の危険性があるので定期的な外来にての経過観察を指示しております。

2.慢性副鼻腔炎の再発例
最近では、内視鏡下鼻内手術を施行し、その後再燃を起こし手術治療の対象になっている症例が増加しています。再手術例は鼻副鼻腔形態異常や出血しやすいなど、初回例に比べESS手術の難度が高くなります。そのため、危険を回避するためにナビゲーションシステムを導入し、円滑な手術操作ができるようになっております。現在、臨床的症例を積み重ねて、再手術症例の因子を検討しています。


慢性副鼻腔炎で薬物治療の効果が乏しい患者さんには、形態の是正と最小の侵襲を考慮にいれた手術法(慈大式内視鏡下鼻内副鼻腔手術)を用います。内視鏡による手術であり、細部まで死角なく繊細な手術操作が行えるようになっており、さらに手術支援機器としてシェーバーシステム、ナビゲーションシステムなど手術操作を安全にかつ容易にしております。また内視鏡下手術の適応拡大として、眼窩内病変へのアプローチ、副鼻腔・下垂体腫瘍への応用と高度な医療をも率先して行っております。

治療法
治療は、粘膜の炎症をとり、鼻汁や膿をなくすようにします。
内服治療、局所処置・吸入治療、手術的療法などがありますが、ポリープがあり病変が高度で内服治療では治らないと判断されると手術療法が選択されます。そのためポリープが大きくなってしまう前に炎症をとるようこまめな通院が必要となります。


内服治療
1 抗生物質・・・少量長期投与で細菌の急性憎悪を抑制
2 粘液溶解剤、消炎酵素剤・・・粘膜の炎症をなくさせます
3 抗アレルギー剤・・・アレルギーによる炎症をなくします

局所処置・吸入治療・・・
炎症のある粘膜に直接霧状の薬をつけたり、粘性鼻汁をなくすようにします。

内服治療、局所処置・吸入治療を1~3ヶ月行い病変に変化がない場合、手術的療法(慈大式内視鏡下鼻内副鼻腔手術)が選択されます。鼻内と副鼻腔との交通を大きくつける事で膿をなくして副鼻腔内の病変を改善させるのです。



実際に手術を行う際には、鼻科手術においては鼻副鼻腔専門医師が多数おり、安全対策として手術前週に手術方法・術中の留意点などを医局員全員にてカンファレンスを行い、議論した上でより安全な手術が施行できるようにしております。また当院では患者様の疼痛軽減のため、ほぼ全例が全身麻酔にて手術を行い、出血軽減のために低血圧麻酔とするようにしております。

治療成績
1.内服治療

当院では、20021月から200312月まで鼻症状を主訴に来院された患者様で副鼻腔CTにて副鼻腔炎を認め自覚症状のある方に対してマクロライド少量投与を8週前後行い副鼻腔炎の改善の有無を評価いたしました。マクロライド投与開始した371人のうち、約8週後に再度CTを施行できた229例についての評価を提示いたします。治癒:18.2%、②改善:48.6%、③不変:23.1%、④悪化:10.1%と改善率は66.8%(①+②)でした。
(効果判定基準は島田らの分類で行いました。(2000年耳鼻咽喉科展望より))


また治癒と改善を治癒群、あるいは不変と悪化を非改善群とし、影響を及ぼす要因についてそれぞれ多変量解析(二項ロジスティック回帰分析)をおこない検討しました。


解析した項目
•年齢 •性別 •喫煙歴 •喘息の有無•アレルギー性鼻炎の有無 •抗アレルギー剤併用内服の有無 •鼻茸の有無 •CTスコア(治療前)•マクロライド内服日数 •マクロライドの種類
•鼻中隔彎曲症の有無

その結果、治癒群では
・女性 p=0.000  3.074(1.716-5.506)
・アレルギー性鼻炎なし p=0.000  0.346(0.192-0.625)
・50歳以下 p=0.001  0.356(0.196-0.647)
・治療前のCT陰影が軽度 p=0.001  0.790(0.790-0.904)
・鼻茸なし p=0.009  0.068(0.009-0.518)
有意確率  オッズ比(95%信頼区間)

非改善群では
・鼻茸あり p=0.000  3.780(2.018-7.083)
・治療前のCT陰影が軽度 p=0.001  0.735(0.663-0.814)
有意確率  オッズ比(95%信頼区間)
このように有意差がでました。
結論として、
①鼻茸症例はマクロライドの効果が低く、手術加療が必要である。
②マクロライドにて鼻閉症状は著明に改善した。
③画像のみでは治療経過を予測できない。
と考えました。

2.手術的治療(内視鏡下鼻内手術)
また、上記229人のうち手術を施行し術後1年後に鼻内所見、自覚症状、副鼻腔CTにて再評価できました患者さんに対しても検討を行いました。

①治癒:21.8%、②改善:50.9%、③不変:12%、④悪化:15.4%
と治癒群は72.7%(①+②)でした。

手術手技を含めた評価も行いました。
手術手技の評価方法は、篩骨洞の残存蜂巣の有無を下記5段階に評価し、
・0 蜂巣の骨を全く認めない
・1 4mm未満の骨の残存を認める
・2 4mm以上の骨残存あるが連続性なし
・3 4mm以上骨残存かつ連続性あり
・4 蜂巣の完全残存
前篩骨洞上/前篩骨洞下/後篩骨洞の3部位に分けて計測しました。
CT水平断において、眼球の虹彩レベルで上下に分け、12点満点として評価を行いました。

手術手技を含めた評価の結果、
術後治癒率が高いのは、
・女性 p=0.001  3.242(1.606-6.543)
・治療前のCTが軽度 p=0.007  0.831(0.727-0.950)
・45歳以下 p=0.010  2.556(1.252-5.221)
・骨残存が軽度 p=0.034  0.556(0.330-0.959)
有意確率  オッズ比(95%信頼区間)

術後非改善群は、
・骨残存が高度 p=0.000  2.480(1.589-6.496)
・治療前のCTが軽度 p=0.000  0.759(0.888-0.862)
・好酸球率 ≧ 9.0% p=0.008  3.411(1.359-8.498)
・喘息 p=0.040  2.195(1.035-4.655)
有意確率  オッズ比(95%信頼区間)
このように有意差がでました。
結論として、
①鼻閉症状は手術にて著明に改善した。(95%)
②画像評価のみでは術後の改善は予想できない。
③手術効果を左右するのは術者の手術手技だけではない。
④女性、45歳以下、骨残存軽度症例は治癒しやすい。
⑤骨残存高度、血中好酸球率高値、喘息合併症例は治癒困難。
と考えました。

のどについて
声嗄れや発声障害に対しては音声外来にて専門的検査・治療を行います。

小児におけるアデノイド、扁桃肥大は頻回の発熱や鼻づまりなど目に見える症状以外に、滲出性中耳炎や睡眠時無呼吸症候群など、自覚のない疾患を引き起こします。また、顎顔面の形態発育に影響を及ぼし、時にアデノイド顔貌と呼ばれる独特の顔貌をきたすこともあります。治療は年齢と発育を考慮し、保存治療を中心に必要があれば手術治療を行います。




担当医
山城 義広 センター長 日本内科学会認定医
(東邦大卒業) 日本睡眠学会睡眠医療認定医
日本呼吸器学会専門医

加藤 久美 医長 大阪大学連合大学院 招聘教員
(富山医科薬科大卒業)

千葉 伸太郎 耳鼻咽喉科部長 日本耳鼻咽喉科学会専門医
(慈恵医大卒業) 日本睡眠学会睡眠医療認定医

あなたは、ご自身の眠りに満足されていますか、さわやかな気分で目覚められますか?いびき、無呼吸、日中の眠気、起床時の頭痛、だるさ、口の渇き、熟睡感がないなど、こんな症状に心当たりがある方、ご自身の睡眠に潜む異常サインかもしれません。

 我々がヒトに進化するずっと前より、生物は眠りを生活の中に取り入れています。日が昇り日が沈むという地球のリズムを我々も太古から受け継がれた記憶として刻んでいるのです。ヒトは人生の約1/3を眠って過ごしますが睡眠は決して無駄な時間ではありません。24時間眠らない現代社会で生きる我々こそ快適な睡眠をとり、睡眠自体を楽しむことが、明日の活力となり、健康な生活を維持する事になります。
 21世紀は脳の時代といわれていますが、眠りについても注目される時代です。ストレスの多い現代社会に快適な眠りによる充実した生活を送る、手助けとなる睡眠外来を目指します。
精神科(睡眠)、耳鼻咽喉科、内科、小児科、米国睡眠学会認定技師、栄養士、放射線技師、看護婦などがチームを組み、discussionをおこないながら治療に当たります。今話題の睡眠時無呼吸症候群だけではなくあらゆるタイプの睡眠障害の診断治療を行います。

診察の流れ


なるべく紹介状(「太田総合病院 睡眠障害センター」宛て)をお持ち下さい

お問い合わせ
TEL:044-244-0131(代表)
「睡眠の診察を希望」と伝えて下さい。睡眠予約担当に取り次ぎ致します。

初診
アンケート(10分程度かかります。)
詳しいアンケートにより睡眠の状態、問題点、原因などを判断する第一段階です。

診察・検査(呼吸機能検査、鼻腔通気度検査、血液検査、MRI、CT、レントゲンなど)
睡眠障害のなかに睡眠時無呼吸症候群があります。欧米では一般人口の2~4%を占め、中年以降の肥満男性に多いと言われています。しかし、我が国においては肥満が原因でない患者さんが多くいます。これは、日本人特有の顎の小さい顔面構造や、鼻疾患、口呼吸の習慣などが影響していると考えます。
 当院では、顔面の形態分析には頭部規格XP、CT、MRI検査を行います。また、実際に眠っている状態でダイナミックMRIを行い、リアルタイムで呼吸状態、気道の中の様子を検査します。

【初診時のお願い】
診察前に行うアンケートは、10分程度かかります。
太田総合病院に初めてかかる方は、新患受付(登録、カルテ作成)が必要です。予約の30分前をめどに早めにお越し下さい。

   ↑閉塞性無呼吸症候群のダイナミックMRIの図(→が閉塞部位)

機能検査
無呼吸症は、多くの原因が複雑に絡み合い、多くの合併症が認められます。そのため様々な検査が必要です。呼吸機能検査、心電図など鼻呼吸の抵抗を調べる鼻腔通気度検査:いびき、睡眠時無呼吸などの治療においては、まずはじめに、スムーズな鼻呼吸が重要です。鼻での呼吸はあまり重要視されていませんがとても大切です。

↑鼻腔通気度検査の結果

終夜ポリグラフ検査
実際に専用個室に泊まっていただき、睡眠中の様子をモニターします。脳波、筋電図、眼球運動、心電図、呼吸運動、血液中の酸素飽和度、いびき音マイクなど多くのセンサーを装着しますが、これらがデジタル信号として記録され、呼吸障害の程度(無呼吸、低呼吸の有無、血液中酸素飽和度)睡眠障害の程度(睡眠の深さとリズム)などが評価できます。

↑実際の検査結果(閉塞性睡眠時無呼吸症候群)

治療 検査から得られたデータを用い、睡眠障害、いびきや無呼吸の原因、重症度を正確に把握し、治療法を検討します。睡眠時無呼吸症に対する治療は、、呼吸が止まるという症状のみならず。睡眠障害による眠気、循環器疾患の合併、生活習慣病の一つであるという様々な側面を持つことを念頭に、治療はチームでおこないます。方法は安全で侵襲のないnasal-CPAP、口腔内装置(マウスピース)、手術などの専門治療から、側臥位による就寝、鼻呼吸、減量などの生活習慣の改善など患者さんのライフスタイルにあった治療法を組み合わせて行います。


↑nasal-CPAP ↑口腔内装置(マウスピース)

手術は入院による従来の方法から、高周波を用いた最新の日帰り手術まであらゆるものを行います。ただし、手術は適応がある患者さんにのみ行います。

↑高周波手術

子供の無呼吸・いびき

子供の無呼吸は決して少なくはありませんが、大人と違い自分で症状を訴えることができません。眠っているところ、日中の活動を注意して観察してください。いびきが大きい、苦しそうな呼吸をする。咳が頻回で起きてしまう。口呼吸、日中ボーとして元気がない、扁桃腺が大きい、食が細い、身長体重の伸びが悪い、など様々な症状でお子さんは、お父さんお母さんが気付いてくれるのを待っています。
 小児の無呼吸の特徴は明らかな無呼吸は認められることが少なく、通常の終夜ポリグラフでは検出が難しい場合があります。当院ではそれに対し、食道内圧測定とプレシスモグラフを用い努力性呼吸を詳細にチェックできるようしています。
 また、小児の治療は、成長段階であることを考慮したものでなければなりません。特に鼻呼吸の習慣や、顎の成長など適切な治療を行うことが必要であり、耳鼻科、小児科、矯正歯科が連携をとりアドバイスいたします。

↑口蓋扁桃肥大

↑漏斗胸


診療 予約制
スタッフ 精神科(睡眠)、耳鼻咽喉科、内科、米国睡眠学会認定技師、栄養士、放射線技師、看護婦
施設 監視カメラ付き専用個室、終夜ポリソムノグラフ、食道内圧計、鼻腔通気時計、ダイナミックMRI、頭部規格Xp写真




声の病気を診察するための専門外来です。
喉頭電子内視鏡による声帯の観察、発声機能評価装置や音響分析装置などを用いて、音声障害の診断・治療を行います。
対象となる主な疾患は以下のようなものです。

反回神経麻痺(声帯麻痺)
痙攣性(けいれん性)発声障害
声帯ポリープ
声の高さの障害

担当医 : 太田史一(院長)

非常勤手術・外来担当医師 :
一色 信彦 京都大学名誉教授
京都ボイスサージセンター院長

渡嘉敷 亮二 東京医科大学教授


音声外来は完全予約制となっております。
ご予約は下記までお電話またはメールでお願いします。

※メールでご予約の際は、必要事項として
必ず、氏名、性別、生年月日、連絡先、診察希望日時を
ご記入下さい。


予約が確定した段階で、
ご記入いただきました連絡先にお知らせ致します。

ご予約・お問い合わせ窓口  :  太田総合病院 地域医療連携室
 :  044-244-0131(内線102)
 :  renkei@ota-g-hospital.com

当院で行っている治療
反回神経麻痺(声帯麻痺、喉頭麻痺)に対する治療
手術や外傷、病気などにより声帯が動かなくなってしまった方の声を改善する手術です。声帯は発声時に閉じ、吸気時に開く運動を行っていますが、麻痺により声帯が閉じなくなってしまうことが、声が嗄れる原因です。手術により声帯を内方へ移動して声を改善します。おもに以下の3つの方法があり、これらを単独または組み合わせて行います。
1) 甲状軟骨形成術Ⅰ型(一色信彦先生が考案)
2) 披裂軟骨内転術(一色信彦先生が考案)
3) 声帯内注入術
1)、2)は入院が必要で、3)は日帰り外来手術ですが、どの方法が適しているかは個々の患者さんにより異なります。専門的な判断が必要となりますので、一度受診してご相談ください。

痙攣性(けいれん性)発声障害の治療
けいれん性発声障害とは、声帯が自分の意思とは無関係に過度に緊張してしまうため声が詰まったり出なくなってしまう病気です。非常に特徴的な、圧迫された、しぼり出すような声になります。声帯に見た目の異常が無いため、医療機関を受診しても「異常ない」あるいは「精神的なものだ」といわれ、原因がわからずに悩んでいた患者さんも少なくありません。しかし今日では、この疾患は「ジストニア」という病気の一種であることがわかってきており、治療法があります。
1) ボツリヌムトキシン注射
世界的に第一選択の治療として最も一般的に行なわれているのは、ボツリヌムトキシンを声帯筋に注射する方法です。この注射により声帯筋は一時的に脱力するため緊張が取れ、声は元に戻ります。この治療は外来で行えますが、効果が限られており3~4ヶ月に1回の注射が必要です。
2) 甲状軟骨形成術Ⅱ型(一色信彦先生が考案)
局所麻酔下に喉頭の軟骨を縦に切開し、左右の声帯を少しだけ開いてあげる手術です。ボツリヌムトキシン注射に比べ効果が永く続くことが期待できますが、頸部に小さな切開が必要です。

声帯ポリープ手術
声の酷使などが原因で声帯に小さな突起ができてしまう病気です。治療は手術によるポリープの摘出です。一般的には短期間の入院が必要ですが、当院では症例によって可能であれば外来での声帯ポリープ摘出手術を行っております。

声を高くする手術
甲状軟骨形成術Ⅳ型(一色信彦先生が考案)
生まれつきやホルモン剤などの影響等で声が低くなってしまった方に対して、手術で声を高くする方法です。のどの軟骨同士を縫合し、声帯を伸展させ細くなるようにします。楽器の弦と同様、声帯が細くなれば声は高くなります。どの程度声を高くできるかには個人差がありますが、声を高くしたい希望のある方は一度受診してご相談ください。

音声外来において、これまでご紹介した手術の効果は、一色信彦先生のホームページでもご覧いただけます。   一色クリニックHPへ